2023年11月に西日本工業大学硬式野球部による野球教室と福岡県野球肘検診推進協議会の協力の下、京築保健医療圏での初の『野球肘検診』を医療関係者の方と1年以上前から準備を進め、無事開催する事が出来ました。

2024年11月、京築地区学童全チームへ拡大!

更には2024年12月、九州共立大学硬式野球部による野球教室と福岡県野球肘検診推進協議会の協力の下、北九州保健医療圏での初の『野球肘検診』を開催予定!

 

野球肘(離断性骨軟骨炎 通称OCD)は、野球選手に最も多い障害であり、日常の指導の局面でも悩みの種であります。

特に大きな問題点は、初期の段階では自覚症状がないケースが多く、痛みを訴えるような症状を感じたときには、既に重症化していることが多々あることに注目しなければならないことです。

 

野球肘以外にも子供達のスポーツ外傷は、重篤になると将来に重い後遺症を残し、スポーツ活動はもとより社会生活にハンディキャップを生じることがあります。

苅田スラッガーズでは、2023年度から上記ドクターによる野球肘検診(エコー検査)を開催したり、理学療法士や九州栄養福祉大学リハビリテーション学部、45mサークルの学生さん(理学療法士の卵)にメディカルチェックを実施して頂いたりと検診だけでなくケガ予防に対するアプローチも実施しています。

 

子供達の成長を健やかに支援すること、そしてスポーツ外傷を予防していくことは、子供達を指導する立場である者として、大変重要な取り組みです。

 

さあ ここを皮切りに野球肘検診が今後各地で産声をあげてくれる事を切に願っております。

☆苅田スラッガーズ☆から京築地区、そして北部九州全域へ

 

※今回の学生さんの中には、なかなか現場を経験する機会がなく、一緒に活動をする中で目を輝かせて子供達へ指導している姿が印象的でした。

もし、興味のある学生さんがいらっしゃいましたら是非、一緒にやりましょう!

お待ちしております。